Back to Newsroom
Back to Newsroom

Launchable、ソフトウェア・リリースを加速する継続的クオリティのビジョンの実現に向けて10億円のシリーズA資金調達

Tuesday, 27 July 2021 09:30 AM

Launchable Inc.

Launchableはコミット→テストの開発サイクルに機械学習を導入することでソフトウェアのサイクルタイムを即座に短縮し、データ駆動DevOpsというビジョンを開発チームに届けます。

SAN JOSE, CA / ACCESSWIRE / 2021 年7月27日 / あらゆるソフトウェア・テストにインテリジェンス・プラットフォームを提供するLaunchableは、本日、10億円のシリーズA資金調達を完了しました。このラウンドは、645 Ventures, Battery Ventures, Unusual Ventures, GoingVC, IT-Farm及びエンジェル投資家によるものです。調達された資金は、開発者がソフトウェア・リリースを加速する事を可能にする継続的クオリティのビジョンの実現に使われます。

ソフトウェア開発チームの多くは、ソフトウェアのデリバリに苦しんでいます。開発者は増え続けるテストや対応プラットフォームと格闘しながらソフトウェアを本番環境にデプロイしています。テストの自動化はテストを増やす一方です。これによって、テスト結果待ち時間が増えて生産性が損なわれ、テスト実行環境に掛かる費用が膨らみます。大して意味のないテストを延々と実行して遅れに遅れたフィードバックを届けるのに、億単位の費用が使われることもしばしばです。

Launchableの共同創業者、共同社長、またJenkinsの創始者の川口耕介は、次のように述べています。「データのもたらす知見を活用してチームと開発者がソフトウェアを自信を持って素早くデリバー出来るようにする、それが我々のビジョンです。伝統的に、ソフトウェアのビルドとテスト時間の問題は腕づくで、つまりより多くの計算機と人間を投入することで、解決されてきました。しかし、多くのチームはこの方法の限界に直面しています。Launchableは、開発者がこの問題をスマートに解決することを可能にします。意味のあるテストを走らせ、問題を早く発見し、リスクを減らし、コミット頻度を上げて、本番環境までに掛かる時間を短縮します」

典型的なソフトウェア開発プロジェクトでは、時間の掛かるテスト群が毎回全て実行され、変更が小さい場合には大きな無駄になります。しかし、少数の意味のあるテストをふるい分けることは簡単には出来ません。

Launchableのプラットフォームの中核をなすのは、ソースコードの変更や過去のテストの挙動から、テストの成功失敗を予測する機械学習の力です。テストが走るたびに、結果はLaunchableに蓄積されてモデルの改良に使われます。最適なテストを判別して実行することにより、Launchableは、インフラ費用と開発者生産性の問題を異解決します。同プラットフォームでは、同じデータを用いてフレイキーなテストをスコア付する事も出来ます。

645 VenturesのAlessio Fanelliは次のように述べています。「私が主任技術者として働いていた頃、テストを書くという行為には、網羅率を上げるのと実行時間を短く保つのと、二つの相反する目標をバランスさせる必要がありました。Launchableのテスト・インテリジェンス製品は、開発チームがこの両方の目標を達成する事を可能にします。企業はこれによってエンジニアから何千時間もの生産性を引き出す事が出来ます。我々は、Harpreet、耕介、そしてLaunchableチーム一同とこの新しいカテゴリを提唱する事を楽しみにしています」

Launchableは、CloudBees社の元CTOでありJenkinsの創始者である川口耕介と、CloudBeesのプロダクト担当副社長であり、Atlassian BitbucketのHead of Productであるハープリート・シン(Harpreet Singh)によって創業されました。Jenkinsを作った事で知られる川口は、ソフトウェア開発者の直面する問題を解決する事に日々情熱を傾けています。CloudBeesのCTOとして、川口とシンはJenkinsを事業化し、チームを400人以上の規模に成長させました。シンはこの事業を年商数十億円規模の事業に拡大しました。Launchableは2019年9月に創業しました。

Battery Venturesのジェネラル・パートナーのDharmesh Thakkerは次のように述べています。「Launchableの最初期からのシード投資家として、この会社が今まで為した成長に心温まる思いです。この疫病下、多くの組織がデジタル改革を推進し、開発プロセスの改善の重要さを痛感しています」同じくBatteryの副社長であるChiraag Deoraはこう付け加えました。「多くの企業が依然として高品質のソフトウェアを素早くリリースするのに苦労しています。開発チームからテストというボトルネックを解消するというLaunchableの取り組みを、我々は今後も支援していきます」

この他に、IT-Farm、GoingVC、Siris Capital Groupのエグゼクティブ・アドバイザーのAl Zollarなどがこのラウンドに参加しています。

その他の資料

ソース: Launchable Inc.

Topic:
Company Update
Back to newsroom
Back to Newsroom
Share by: